山上真利様

大阪府商工会青年部連合会、第19代会長を仰せつかることとなりました、山上 真利です。身に余る光栄と、心より皆様に感謝を申し上げると共に、その責任の重さに身の引き締まる思いでおります。

今年度、我々、大青連は50年という節目の年を迎えることとなりました。歴代会長をはじめ、OB部員の諸先輩方におかれましても、様々な思いや責任の中で、この50年という素晴らしい歴史を創ってこられたと存じます。諸先輩方が創り上げ、築いてこられた礎の上に、今、我々が活動できていることに感謝と尊敬の念を抱き、この先60年、100年と未来へ向かい、新たな歴史を創っていけるよう、奮起する所存でおります。

私が務めさせて頂くこの2年間のスローガンは『フォア ザ 大青連』です。

大青連に所属する青年部員の思いを実現できる組織、大阪府下16単会間の交流をさらに活発に行い、青年部の連携・連帯の『絆』を強められるよう、組織力の強化に取り組んでまいります。昨年は、全国的に自然災害に見舞われました。この大阪においても大阪北部地震、台風21号の災害が発生いたしました。私自身が大青連に身を置く者として、もっと何か出来たはずだと、今でも考えることがあります。

この経験を踏まえ、大青連としては、『災害マニュアル』を制定することが急務だと考えます。『災害マニュアル』も、制定だけを目的とするのではなく、青年部員ひとりひとり、単会間、そして、単会と地域などとの連携連帯が、機能するものにしていかなければなりません。大青連が一体になれば、どんな困難にも立ち向かうことができると私は信じています。

また、今年度は周年事業もございます。周年事業では、『単会の垣根を越えて、事業を相互理解し、相乗効果を生み出し、地域振興発展に繋がっていける。そのような周年事業を目指していきたい』と、考えております。

私は、青年部活動を通じて、貴重な経験をさせてもらっています。自信を持って薦められる団体だからこそ、まだ見ぬ多くの若手経営者にも青年部を情報発信し、入会を薦めたいと思っています。部員の増加は、人脈拡大に繋がり、新たなビジネスチャンスにも繋がります。周年事業はそのような機会でもあると捉え、地域振興発展のため、みんなで作りあげていきたいと思います。

結びになりますが、会長として1期2年、大青連の為、そして大阪府下16単会の為、日々精進していく所存ですが、何分にもひとりでは限界があります。

個の能力を高め、高い志と誇りを胸に、何事にも一歩踏み出す勇気を持つ、出会いを大切に仲間と結束し、地域経済発展の為、共に手を取り、心をひとつに活動していきましょう。甚だ簡単ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。